いよいよ、車体にフラットフェンダーを取り付けて行きます。
■ フラットフェンダーを組んで行く ■
ここでようやく車輌本体にフェンダーを取り付けて行くことが出来ます。
事前に仮付けをしているので問題はないですが、塗装を傷つけないよう慎重に作業を行います。
写真左が、U字の取り付けステーです。これを写真右のように、スイングアームの
フロント部分に取り付けます。ひとまずは増す絞めはせず、軽く付けておきます。
次はフェンダー後部のステーの取り付けです。
写真のようにチェーン調整溝にハメ込み、ボルトで絞めます。ここもまだ軽く絞めておきます。
写真右を見て頂ければ、前ページでカラー反転の意味が分かったかと思います。
次は写真左のようにリアのステーにフェンダーを付けます。
フロント部分は先程のU字ステーのプレートに取り付けます。
それぞれのボルトを絞めて行き、しっかりバランスが取れたところで増す絞めして
完全固定をします。 そして、ナンバーを付けてテールランプの配線を繋いで、
しっかり点灯するか確認出来たら完成です。
■ シートの取り付け ■
当然、今までのコブラシートは取り付け不可な為、ソロシートを付けて行きます。
赤い矢印がシートのステーを固定する為のボルトの穴です。
しかし、これも仮付けをしたところ、青い矢印のフレーム上部にステーが干渉して
しまう為、写真右のようにステーを削りました。
さまざまな人に聞いても、ここのメーカーは同じ部分が干渉するようです。
削ったところは錆が出ないよう、黒く塗装をします。
今回は、同じネジ穴にシートのステーとサイドカバーの同締めの為、
サイドカバーの角度が若干ですが変わってしまう為、サイドカバーのステー部分も
写真では分かり難い程度ですが、曲げて調整しました。
写真右のボルトは、今まではサイドカバーだけでしたが、シートと同締めになる為、
長めのボルトに変更します。
写真左のようにシートステーとサイドカバーを同締めし完全に固定したら完成です。
右の写真は完成した画像です。
■ 完成 ■

これで、全ての作業が完了しました。
スティードの図太いタイヤがしっかり
強調されていますね。

フラットフェンダーにもシーシーバーの
取り付けは可能です。
今回はシーシーバーを付けなかった為、
前が大きく後ろがスッキリした感じになってます。

これは各自の好みです。
■■ メーカー&料金 ■■

【 フラットフェンダー 】
煌(fan)engineering
スネークアイフラットフェンダー
23100円
ツイストフェンダー曲げステー
7350円
上記2点セット5000円引き
ツイストフェンダー曲げステーメッキ料金
7350円

【 塗装 】
Art Paint Freedom
スネークアイフラットフェンダー マルボロマン塗装
20000円

【 シート 】
ガレージT&F
ソロシートKIT(リジットマウント:バックアップシート)
16800円

【 その他・アルミ板、パテ、塗料等 】
約6000円

【 工賃 】


0円
【 合計 】

75,600円 ( 送料・消費税含まず )

制作日数 : 2週間
■■ 注意 ■■

・ サブフレームカット時には、タイヤ、配線などに傷を付けない様にします。

・ フレームカット部分は水の進入を防ぐ為、確実な塞ぎ加工をすること。

・ パテや塗装の際は、完全に乾燥するまで待ちます。焦り厳禁。

・ フラットフェンダー裏面を通っているテールランプの配線がタイヤに
接触しないようにしっかり固定します。通常のフェンダーより、
タイヤとの距離が近い為、特に注意。

・ フラットフェンダーが外れた場合、リアタイヤがロックされる恐れがある為、
確実な固定と試走をし、常にボルトのゆるみなどないかチェックすること。
ロックだけではなく、欠落した場合、後続車も巻き込むので注意しましょう。

・ フラットフェンダーのタンデム(2人乗り)が出来るかどうかは、
メーカーにしっかり問い合わせましょう。
メーカーによっては70kg制限のものや、タンデム不可のものまでさまざまです。
今回のフェンダーは強度はあるものの、曲げステーを使っている為、
念の為にタンデム不可となっています。

・ 危険を伴うので、ショップでやってもらうことをお薦めします。
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