熱稲妻は、コンデンサー(瞬発力に優れた予備バッテリー)の
力により、不足している電圧を補い、車本体の力を100%
発揮させる為の装置です。

全域でのトルク・パワーのレスポンス向上
アクセルレスポンスの俊敏性・向上
燃焼効果の性能UP
排ガスのクリーン化
バッテリーの長寿命化
ヘッドライトの光量不足の改善etc...
■ 熱稲妻 ■

こちらが、熱稲妻の本体になります。
単純にバッテリーのプラスとマイナスに
繋ぐだけのものですが、その繋ぎ方の
手順を分かり易く解説していきます。


■ 用意するもの ■

熱稲妻本体
その他工具類
■ バッテリーの端子を出す ■

まず、スティードの場合、サイドカバーを外すと
バッテリーケースが出てきます。
写真は車体右側です。こちらがプラスになります。
本来、バッテリーケースにヒューズボックスが
付いてますが、今回は外してあります。
普段は外さずそのまま作業が出来ます。

矢印のボルト2本を外すと、バッテリーが
見えてきます。
こちらが、カバーを外した状態です。
バッテリーが出て来ました。

この車体右側がプラスの端子です。

スティードに乗ってる方で、自分のバイクの
どこにバッテリーが積んであるか知らない方が
結構多いので、ここで覚えておけば
バッテリー交換などもスムーズに出来ますね。

他のバイクの方も、せめてバッテリーの
場所は確認しておきたいところです。
こちらが、車体左側のマイナス端子です。
こちらも右側同様、サイドカバーを外すと
出てきますが、プラスのようなバッテリーカバーは
ありませんので、サイドカバーを外すだけで
大丈夫です。

ただ、出てくるのは矢印の端子部分だけで、
バッテリーそのものは見えません。
■ ここで注意 ■

バッテリーは必ず「 マイナス 」から外して下さい。
取り付けは、その反対の 「 プラス 」から取り付けます。
コレはバッテリーを取り外しする際の鉄則です。
ということで、セオリー通りプラス端子に熱稲妻のコードを繋ぎボルトを絞めます。
ボルトの位置的に非常にハメたり絞めたりが面倒な場所なので、
この様な長いドライバーがあると便利です。
バッテリー端子に熱稲妻のケーブルを繋ぐと、写真左のようにゴムカバーをカットしないと、
再度被せることが出来ません。これはマイナス側も同様です。
ただ、プラスに関しては、バッテリーカバーの加工も必要です。( 写真右 )
写真のように加工をしないとハメることが出来ません。
これは、スティードに限らず、バッテリーカバーやボックスがあれば必要なことです。
プラス側にバッテリーカバーを戻した状態です。

これで、プラス側は完了です。
次は、マイナス側に熱稲妻のケーブルを繋ぎます。

これで、マイナス側も繋いだので、
熱稲妻のケーブルを繋ぐ作業は完了です。
■ 熱稲妻の固定 ■
最後は、熱稲妻をどこに固定するかですが、
ケーブルの長さなどを考えても、写真の位置がベストと考えられます。
これを、タイラップでしっかり固定します。
今回は、固定したタイラップとタイラップを更にタイラップで内側に寄せ固定。
ガタつきもなく完全に固定が出来ました。
後は、左右のサイドカバーをハメれば全て完了です。
今回は、狭い場所にボルトがある為、写真右のような首振りソケットなどがあると便利です。
■ 注意 ■

本文にあるようにバッテリーの取り外しの
順番をしっかり守りましょう。

ケーブルで繋がっていますが、熱稲妻本体が落ちないよう
しっかり固定をして下さい。

バッテリーカバーや端子のラバー製カバーの加工は、
自分なりに工夫し、なるべく雨などが入らないようにします。

自信がない方はショップでやってもらうことをお薦めします。
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